2024年11月12日
日々子育てを楽しめる秘密がココに?!知って得する神戸の子育て支援制度6選
日々子育ては、想像以上に待ったなしの連続。
「一つずつ支援を検索する時間がなかなかないし、結局よくわからないまま毎日が過ぎていってしまう…」
そんなお悩みを持つ方も多いのではないでしょうか?
そこで今回、産前サポート~おでかけ支援まで、子育て期を親子でのびのびと楽しむことができる神戸市の子育て支援制度を、まとめて6つご紹介します。
まずはココをおさえよう!神戸市の子育て情報をリアルタイムでゲット
そもそも支援制度を利用するにも、まずその情報に辿り着けないことには始まらないですよね。
ただやみくもに支援情報を検索しても、「今の自分に本当に必要な子育て支援」をピンポイントでゲットするのはなかなかむずかしいもの。
個々の支援制度は市のホームページに載ってはいるものの、もっと子育てに特化したわかりやすい情報だけを簡単にピックアップできないものか…?
そんな時にピッタリなサービスを2つご紹介します。
「こどもっとKOBE」サイト
―「簡単」&「目的別検索」で、情報ゲット!―
今まさに見ていただいているこちらのサイトが、神戸の最新の子育て情報をあますことなくギュっとまとめてくれている『こどもっとKOBEサイト』です。
キーワード検索はもちろん、年齢や目的別、現在地検索など、まさにかゆいところに手が届く情報収集が可能。
例えば、『「小学2年生と4歳児」のお子さんがいる「ひとり親家庭」の「支援サービス」には、どんなものがあるのかを調べたい場合。
こちらの画像のように、各項目それぞれ、該当するところをまとめて選択します。
(例)
・「目的」⇒「手当・助成・支援サービス」
・「年齢」⇒「3~5歳、小学生」
・「特定のカテゴリ」⇒「ひとり親家庭」
この検索機能を使うことで、必要な項目すべてに当てはまる情報だけを、一度にまとめてチェックすることができるんです。
ちなみに今回、検索結果は「26件」もありました!絞り込んだ割にはかなりヒットしたなぁ、という印象です。
直感的なピンポイント検索で、これだけの情報を一度に得ることができるのは、忙しい子育て世帯にとって大きなメリットの一つではないでしょうか。
神戸の支援制度を含む最新の子育て情報を得るには、まずこの「こどもっとKOBE」をチェックしておけば間違いなし!
こどもっとKOBEくらぶ
―「視覚的」&「タイムリー」に、情報ゲット!―
前述の「こどもっとKOBEサイト」で具体的な情報を得たあとは、市公式Instagramアカウント「こどもっとKOBEくらぶ」も、ぜひチェックしておきたいところ。
現在神戸市で子育てをされている53名(※2024年10月現在)の方々が“部員”となり、それぞれの子育てライフをタイムリーにお届け。
実際に神戸市の支援制度を利用されていたり、おすすめのおでかけスポットを紹介してくれていたり、日常の小さな幸せを共有されていたりと、子どもと一緒に毎日を楽しむヒントがいっぱい!
最新のリアルな神戸の子育てライフを、パパママ目線の貴重な生の声を通して聞けるのはここだけ!
こどもっとKOBEくらぶ(Instagram) (外部リンク)
パパママだけで頑張らないで!ママの産前産後を支える制度
続いて、子育て初期に大きな家事育児における不安を解消してくれる、とても心強い制度をご紹介します。
1 産前産後ホームヘルプサービス
いつ何が起こるかわからない妊娠・出産。
体調不良などで家事や育児がままならなくなったり、パートナーの仕事が忙しく、日中一人で不安を抱えながら奮闘していたりする方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
そんな時に心強いのが、神戸市から委託を受けたヘルパーさんが実際にお家で家事・育児のお手伝いをしてくれる、『産前産後ホームヘルプサービス』です。日中にまわりの支援が得られず一人で家事・育児をこなす方は是非最後まで読んでください。
何ができて何ができないのか、少し例を見てみましょう。
「妊娠中つわりがひどくにおいがダメになったので、家族の食事を作ったり、トイレ掃除をしてほしい」
「妊娠中お腹が張るので、布団を干してほしい」
「産後体力が落ちて買い物に行くのが大変なので、買い出し・夕飯作り・片付けまでお願いしたい」
「上の子の保育所への送り迎えをしてほしい」
「ひとり親なので沐浴が不安。介助をしてほしい」
実はこれらすべてこの制度で「できること」なんです!
実際にサービスを使うか使わないかは別にして、この制度を知っているだけで得られる「頼れる場所がある!」という安心感は、一人で過ごす産前産後の不安の中でとても大きな意味を持つのではないでしょうか?
逆に「できないこと」を見ていくと、「アレルギーや糖尿などに対応した食事の調理」や「離乳食」、「ペットの世話」、「銀行への振り込み、引き出し」など、全体的に“安全性が担保できないこと”などは、サービス対象外となるようです。
「できること・できないこと」の詳細は、市のホームページにもしっかりと明記されています。
2024年4月からサービスが拡充されたことも含めて、一度ホームページで詳細を確認してみてくださいね。
2 産後ケア事業(宿泊・通所型、訪問型)
次に、産後お母さんが心身を休めながら育児技術が身につけられるように、助産師などの専門家がサポートしてくれる『産後ケア事業』をご紹介します。
ここで言われる「育児技術」とは・・・
・お母さんの健康管理や産後の生活アドバイス
・乳房ケアや授乳方法の指導
・赤ちゃんの沐浴やスキンケア指導
・育児相談や子育て情報の提供
・お母さんの食事、赤ちゃんの離乳食
まさに「正しく知っておきたい育児技術」ばかり!
宿泊・通所型と訪問型の大きな違いは、お母さんと赤ちゃんが医療機関や助産所に行ってケアを受けるか、自宅でケアを受けるか、という部分。
型ごとに利用時間や料金が異なるので、詳細を確認のうえ、ご自身の状況に合わせて利用してみてくださいね。
いくつ知ってる?家族のおでかけをサポートする、神戸市の交通系支援制度
コロナが5類に移行となって久しく、各地のお出かけスポットも大きな賑わいを見せています。
子どもの成長に合わせて、家族みんなでいろいろなところへおでかけに行きたくなりますよね。
実は神戸市には、子連れでのおでかけを後押ししてくれるうれしい制度がたくさん!
各制度の内容それぞれに微妙な違いがあったり、少しずつ内容が変わっていたりすることもあり、正直「どの制度がどの交通機関に適用されてたんだっけ?」とわからなくなることもしばしば…。
ここでは「子育て世帯」に絞った交通系の支援制度を、いくつかまとめてチェックしていきましょう。
3 エコファミリー制度
マイカー利用から公共交通利用を促すことで、環境負荷の低減を図ることを目的にスタートした『エコファミリー制度』。
大人が同伴する小学生以下のバス・地下鉄などの料金が無料になるとてもお得な制度です。
当初より土日祝、夏季期間のみの適用ということもあり、「休日のおでかけ利用に!」というイメージが大きかった同制度ですが、2024年10月から「平日」も適用になったというとてもうれしい情報が飛び込んできました!
同伴対象である大人が「親に限らない」というところが、この制度の大きなポイントの一つ。
おじいちゃん、おばあちゃんはもちろん、ご友人のパパやママ、学校の先生や習い事のコーチ、対象者であるお子さんご自身のお兄ちゃんやお姉ちゃんでもOK!
大人1人につき小学生以下2人まで適用されるので、さまざまなシーンでの利用が楽しめそうですね。
『エコファミリー制度』をお得に活用しながら、同時に環境負荷の低減を目指しましょう。
4 U-15(アンダーじゅうご)定期券
中学生以下で神戸市の市営地下鉄を頻繁に利用される方にとって便利なのが、この『U-15定期券』です。
定期券と名はつけど、神戸市営地下鉄の利用に限った発行の際は、通学証明書提示が不要なところが大きなポイント!ちなみに、「西神・山手線、海岸線、北神線」すべての市営地下鉄で利用可能。
塾や習い事など決まった区間で利用している方にとって、とてもありがたい支援制度なのではないでしょうか?
詳しい申し込み方法などは、神戸市交通局のホームページからご確認ください。
5 海岸線中学生以下フリーパス
子育て世帯の定住を促進させる目的で2017年7月1日から実施している『海岸線中学生以下フリーパス』。
神戸市営地下鉄海岸線が、なんと中学生まで無料で乗り放題となるこの制度。
前述の『U-15定期券』を考えられている方で「海岸線のみ」利用される方は、こちらの制度の利用が断然おすすめ!
制度の詳細は、神戸市交通局沿線ナビのホームページをご確認ください。
海岸線中学生以下フリーパス(神戸市交通局沿線ナビ) (外部リンク)
子連れのおでかけをプラスαで支援!有料駐輪場も無料に
6 駐輪場親子おでかけサポート
神戸市では電車やバスなど公共交通手段がお得になるだけでなく、おでかけ支援に+αで市営駐輪場代が無料になるという『駐輪場親子おでかけサポート』があります。
普段通勤や通学などの利用で駐輪場の月極契約をしている方でない限り、当たり前ではありますが、通常駐輪場代は都度支払う必要がありますよね。
そんな時こちらの『駐輪場親子おでかけサポート』をあらかじめ利用登録さえしておけば、窓口でスマホ画面を提示するだけで、中学生以下のお子さまと一緒に親子で駐輪場代が無料に!
「自宅から市営駐輪場のある駅まで自転車で行き、電車に乗り換えて家族でどこかへおでかけ」というスタイルの方も多いのではないでしょうか?
そんな方にとって、自転車と電車両方の利用がしやすくなるこの連携制度は、実際に利用することでその良さをヒシヒシと感じられるはず。
神戸市のこれらの交通系支援制度を上手に組み合わせて、お得に快適に、子連れでのおでかけをたくさん楽しんでみてくださいね!
まとめ
今回ご紹介した神戸市の6つの子育て支援制度、いかがだったでしょうか?
子どもが生まれる前も生まれた後も、子育てのステージ一つ一つにおいて、本当に必要だと感じる支援は日々変わっていくもの。
神戸市の子育て支援は、しっかりと利用者の目線に寄り添った制度ばかりだなぁと改めて感じることができました。
知った人から得をするこれらの制度、ぜひ日々の子育てにお役立てくださいね。