2023年12月06日
園の遊具やおもちゃで遊び、保育士さんに相談できる。未就園の親子のリフレッシュにも。【園庭開放】
保育園や認定こども園では、日時を決めて園庭を開放し、保護者どうしの交流や子育てに関する相談をすることができる「園庭開放」を行なっています。園によっては独自の取り組みとしてさまざまな子育て支援プログラムを行なっているところも。灘区にある認定こども園光愛児園では、通常の園庭開放のほか、ベビーマッサージやプール遊びといったプログラムが実施されています。保育士さんの関わりによって普段とは違う子どもの様子が見られたり、保育士さんに直接相談できることで安心できたりと、未就園の親子にとってリフレッシュの場にもなっています。
【利用者の声】相談することで安心できて、他のお子さんもいるので刺激になる。
多くのお子さんを見ている保育士さんに直接相談できるのでありがたいです。
Oさん(お子さんの年齢:1歳4ヵ月)
子どもが8ヵ月の頃から、月に1回ペースで参加しています。家にはないおもちゃもあるし、同世代の子もいるので、子どもにとっても刺激になっているようです。私自身も、他のお母さんとお話ができたり、園の先生と直接関わることができたりするのでありがたいです。歩き始めのタイミングやつかみ食べのことなど、子どもの発達について分からないことも多いですが、多くのお子さんに接している保育士さんから直接「大丈夫ですよ」と言ってもらうと安心しますし、「そろそろこれを始めてみようかな」と思うこともあります。親子で助けられているなと思います。
入園のための園選びの参考にもしたいです。
Iさん(お子さんの年齢:8ヵ月)
家ではすぐに怒る娘も、ここではいろんなものに興味津々であちこちずりばいで動き回っていて、ずっとご機嫌で過ごしていました。今回初めての参加でしたが、対象年齢やプログラム内容も園のホームページに出ていたので、安心して参加することができました。職場復帰のための入園を考えていて、これから本格的に園選びもしないといけないので、園庭開放で園の雰囲気を知ったり保育士さんと関わったりすることで参考にしたいなとも思っています。
【スタッフの声】一対一で向き合う時間で、親子ともにゆったりと。
副園長の橋本佐代美さん
園庭開放では、あえて相談の時間を設けるのではなく、自然な会話のなかでどんなことでもお話しいただけるような雰囲気を意識しています。家にいると他にしないといけないこともたくさんあって子どもとゆったり過ごすことも難しいと思います。ここでは、家事を忘れて一対一で向き合う時間にしていただいたり、他のお母さんとお話ししたりすることで、親子ともにリフレッシュになると思います。また、以前に比べ、お父さんの参加も増えていますので、お父さんも気兼ねなく来ていただければなと思っています。
「比べる」のではなく「参考」にしていただけたら。
園長の橋本賢一さん
神戸市の園庭開放の取り組みは平成26年からあります。いま、家庭のなかだけで子育てしていらっしゃる方も多いと思うので、「かかりつけ医」ならぬ「かかりつけ園」として定期的に来て気楽に話をしていただけたらなと思っています。在園児と一緒に過ごすプログラムもあり、「同じくらいの年齢の子がこんなことできるんだ」とおっしゃる方もいらっしゃいます。そうした場面で、お子さんを他の子と「比べる」のではなく、その様子を参考にして、じゃあ家でも挑戦してみようかなと思っていただけたらなと思っています。
幼保連携型認定こども園光愛児園 |
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所在地 |
神戸市灘区篠原南町5-3-15 |
電話番号 |
078-871-7010 |
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