2024年08月16日
【子育てのヒント】親子で過ごす「特別」な時間(全年齢)
園で子どもたちと話をしていると、一番多く出てくる話題は、お父さん、お母さん、お家の人の話です。
表情豊かに、かわいらしく、おもしろく、そして嬉しそうに目を輝かせて話してくれる子どもとの会話が、私は大好きです。
「どこかに出かけた」「何かを買ってもらった」など少し「特別」な話も、日常の何気ない出来事の話もあります。
子どもたちにとって「特別」な出来事はもちろん嬉しいことですが、お家の方との日々の何気ない関わりが嬉しいのだなあと思います。
例えば、園に通う行き帰りの道で虫、花、電車、バス、星、月などを見つけて、お父さん、お母さん、家の人とこんな話をしたんだよ、と話してくれます。
私自身も、今でも母や妹と一緒に見た月が大好きだったり、父が好きだった生き物に興味があったりします。家族と過ごした何気ない時間が今の自分につながっているのだな、と感じます。
今、世間は夏休みで、様々な楽しいイベントや旅行の話が持ちきりです。
子どもたちに楽しい経験をさせてあげたい、夏の思い出をつくってあげたいと、焦る気持ちを持たれることもあるかと思います。
けれど、子どもたちにとっては、お家の人と一緒に、ちょっと冷房の効いたお部屋でスイカやアイスクリームを食べて、ゴロゴロお昼寝することも、楽しい夏の思い出だと思います。
本当に暑い夏です。無理せず、自分も楽しいと思えることを子どもたちと一緒に楽しんで過ごしてくださいね。何をしたらいいのかな?と悩まれたら、ぜひヒントを探しに園庭開放にも遊びに来てくださいね。