2024年09月20日

【子育てのヒント】なんでも”自分で”やってみたい時期(1~2歳)

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0~2歳

こどもっとこうべ園の画像


 1~2歳頃、身の回りのことに興味をもち始め、今まで大人にやってもらっていたことも、まずは”自分でやりたい!”という時期があります。今回は、そんな光景から、お話しします。

うみ園長のイラスト

 園で、園庭に出かける時の様子です。子どもたちは嬉しそうに靴下や靴をはこうとチャレンジしますが、なかなかうまくいきません。
そのうちに、怒ったり、悲しくなったり、嫌になったり・・・。

 急に手伝うと子どもたちは嫌がったり、驚いたりするので、保育士は「ちょっとだけお手伝いしてもいいかな」と確認をします。靴下をつま先だけはかせてあげたらできる子、手を添えて一緒にしたらできる子など、それぞれの様子に合わせて、子どもがちょっとでも一人で出来るように「できた!」という気持ちがもてるように援助しています。

木と鳥と雲のイラスト


 そして、「できた!」という瞬間、子どもは嬉しそうに大人の顔を見ます。ポイントはその瞬間をとらえて「靴下、はけたね。うれしいね。」と言葉にして一緒に喜ぶこと。できたという「満足感」と、一緒に喜んでくれる「大好きな大人の存在」が次の意欲へとつながっていきます。


 「できた、できない」だけでなく、「やってみたい、やってみよう」という意欲、その心を大切に育んでいきたいですね。