2025年02月07日
【子育てのヒント】みんなちがってみんないい(就学前)

正月あそびでこま回しに興味を持ち、なんとか自分で回したい気持ちがあるが、うまく回らずあきらめそうになっていたA君に、「ひもをまくのが早くなったなぁ」「今のは惜しかった」と声をかけていたB君。実はB君も最近やっと回せるようになったところなのです。だからこそうまく回らない悔しさやあきらめそうになる気持ちがよく分かったのかもしれません。

A君は友だちの励ましで力をもらって、あきらめずに何度もチャレンジし、コマを回すことができました。本人も大喜びで、その頑張りを知っていたB君や周りの友だちからも歓声があがりました。その一件から、友だちの良い所や頑張っている姿を伝えたり、励まし合う姿がよく見られるようになってきました。

一人一人得意なこともあれば、苦手なこともある。その全てを認めた上で、お互いの頑張りを称え合うことは、お互いのことをしっかり見て、理解しているからこそできるので簡単なことではないと思います。
できる、できないではなく、それまでの過程を大切に一人一人の良さを尊重していきたいですね。
