2024年05月03日

こどもっとこうべ園

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無理して食べなくても大丈夫!【本日のレシピ:アスパラのちくわ巻き】

こんにちは!管理栄養士のろっこです。
突然ですが、みなさんは嫌いな食べ物はありますか?
私はレバー・パクチー・グリンピースが苦手で、こそっと隣のお皿に移しています。

みなさんのお子さんはどうですか?
「何でも食べてすくすく育ってほしい!」けど、「毎回好き嫌いを叱るのはもうしんどい…」「でも、好き嫌いを許してワガママな子になったらどうしよう」って悩んでいないでしょうか。

結論から言えば、無理して食べなくても大丈夫!
ニンジンを食べないからって栄養が偏ることも、ワガママな子になるなんてこともありません。
ちなみに、あの大谷翔平選手はトマトが苦手だとか。

私たち大人がそうであるように、子どもが嫌がるのにも理由があります。

●気分じゃない
2~3歳にありがちなただの“ブーム”。自然と解消します。

●味が嫌い
人は甘味や塩味を好むようにできていて、酸味や苦味は慣れないと「おいしい」と思えるようにはなりません。

●お口でうまく処理できず気持ち悪い
口の機能が未発達な3歳未満のあるあるです。


んん?ということは時間が解決してくれるって思いませんでした?
そうなんです。パパママが、必死に目くじらを立てて食べさせる必要はないんですよ~。
今は、① 大人がおいしそうに食べる、② 「食べようかな」と思ったときに食べられるようする、ということだけ意識して見守りましょう。


今日は、アスパラ嫌いさん必見!くるくる巻きでつい手が伸びちゃう簡単レシピをご紹介。見た目をちょっと工夫するだけで気持ちも変わるんです。お子さんの食べたいなって気持ちを伸ばしていきましょう!

アスパラのちくわ巻き

アスパラのちくわ巻き2本がお皿に盛られている写真

●材料(2人分)
・アスパラガス…2本
・ちくわ…2本
・サラダ油…小さじ2
・みりん…大さじ1
・砂糖…小さじ1
・しょうゆ…大さじ1

●作り方
1.アスパラは根元を切り、下1/3ほど皮をむき、はかまを取る。
2.ちくわは菜箸をさし、包丁を斜めに当てて回しながら螺旋状に切り、アスパラをさす。
3.フライパンにサラダ油を入れて熱し、2を入れる。
4.弱火で蓋をして、アスパラがやわらかくなるまで、途中転がしながら2~3分焼く。
5.端に寄せ、みりん・砂糖・醤油を入れて煮詰め、からませる。

 

動画でレシピを紹介しています!

神戸市ホームページ「食べにくい食品と調理の工夫」 (外部リンク)

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