2023年11月10日

妊娠期からの切れ目のない支援

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0~2歳

3~5歳

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 妊娠がわかり、妊娠の届出のために区役所等へ行った際、初めて区役所に保健師や看護師がいることを知った方も多いかもしれません。
 区役所・支所の保健福祉課には、保健師や看護師がいて、各区、地区ごとに支援のためのチームを作り、保健師が妊娠・出産・育児等に関するご相談に応じています。また、出産後には新生児訪問や乳幼児健診なども行っています。

 さらに、妊娠の届出の際の面談では、妊娠中から出産後の各時期に準備しておくことなどをまとめた「サポートガイド」を活用しながら、妊娠期・産後に利用できる様々なサービスをご紹介しています。

妊娠出産・子育てサポートガイド (外部リンク)


 しかし、そういった支援の体制やサービスがあると分かっていても、出産時期が近づくにつれて、だんだんと不安なことや心配ごとなどが増えていくことはありませんか?
 そういった不安や心配ごとを少しでも解消できるよう、令和5年3月から、妊娠時と出産時の経済的支援や相談支援を行う「妊娠・出産・子育て寄り添い支援事業」が始まりました。妊娠6~7か月頃のタイミングで、「妊娠中の方へのアンケート」をメールでお送りして、面談の希望をお聞きしています。赤ちゃんや上のお子さんのこと、ご家族のこと、出産の準備のこと、ご自身の健康のことなど、心配なことやお困りのことがあれば、妊娠8か月頃に、保健師が相談をお受けしていますので、ぜひこの面談を活用してみてください。

妊娠・出産・子育て寄り添い支援事業 (外部リンク)


 出産後も、「夜泣きがひどい」「体重が増えない」「離乳食のこと」「アレルギーのこと」「ことばの発達」などなど、成長していくにつれて解決することもあれば新しい変化もあり、なかなか心配事は減らず、1人目と2人目では悩み事が違う、なんてこともあると思います。また、お母さん自身が「あまり眠れなくてしんどい」「休みたい」と思われることもあるかもしれません。
 そんなときは、ひとりで抱えこまないでくださいね。悩みの大小など気にせず、まずはお住まいの区役所へ相談をしてみてください。「産後ケア」や「産前産後ホームヘルプサービス」など、みなさんをサポートする様々なサービスがあります。妊娠期も出産後も、みなさんが安心して子育てできるよう、私たちが一緒に考えてサポートしていきます。

子育てや子どもの相談 (外部リンク)

産後ケア(宿泊・通所) (外部リンク)

訪問型産後ケア (外部リンク)

産前産後ホームヘルプサービス (外部リンク)


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小澤 恵 先生

(保健師・こども家庭局家庭支援課課長)

2023年度より、神戸市こども家庭局家庭支援課課長として、思春期、妊娠から出産、乳幼児の子育てなどに関する母子保健施策に携わる。妊娠期やお子さんの乳幼児期に利用できる行政サービスについて、コラムを執筆予定。

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