2024年07月26日

【子育てのヒント】小学生の子どもの発達が気になる!

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小学生

発達や障がい

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 子どもの発達に関して不安や悩みは、数多くあると思います。


例えば、
・思っていることをうまく話せないので、友達とトラブルになることがある
・新しい場面や刺激の多い環境になると、どうしていいか分からないときがある
・順番を待つことが苦手
・みんなと同じ行動ができにくい
・文字を枠の中に書けないことがある
・学習場面で聞き違いや聞き逃しが多く、指示通りの行動がとれないときがある
・算数の計算や、文章題が難しいなど
                    

 このような心配がある時は、まず担任の先生に相談しましょう。
子どもの学校生活の様子や困りの程度を担任の先生と共有でき、一緒に考えてもらえます。
 
 さらに、各小学校には特別支援教育コーディネーターの教員がいますので、もっと詳しい相談ができます。 スクールカウンセラーや教育の専門機関を紹介してもらうことも可能です。


例えば、次の2つの教育の専門機関が代表的です。
・特別支援教育相談センター
 心理士等が対応します。検査や面談を通じて、その子の困りの背景を把握し、保護者の関わり方をアドバイスしてくれます。さらにその子への支援の方法をアドバイスしに学校を訪問します。
 また、医師の相談も希望できます。

・神戸市通級教室
 子どもの発達に詳しい教員が対応します。相談や通級(教室に通う)による指導を受けることができます。
その指導の中で、コミュニケーションの仕方を身に付けたり、学習の仕方を身につけたりします。


 今回は発達に関することを取り上げました。それ以外、友達関係のことや学校生活のことなど気になることがあれば、気軽に担任の先生に相談してくださいね。

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前川 義弘 先生

(教員・こども家庭局こども青少年課課長)

小学校の校長として勤務した経験を活かし、2022年度からは、こども青少年課課長として、子どもの放課後の居場所づくり等に携わる。教員として勤務したのちに、公認心理師の資格を取得し、子どもたちの気持ちに寄り添った指導を行う。神戸の小学校の特性や学童保育事情など、小学生の育ちに関するコラムを執筆予定。

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