2025年01月10日

「共働き子育てしやすい街ランキング2024」神戸市が全国1位を獲得しました!

手当・助成・支援サービス

あずける

妊娠・出産

0~2歳

3~5歳

小学生

中高生

神戸市は、妊娠・出産から学齢期までこどもの成長に応じた切れ目のない支援の充実に取り組んでおり、2024年版の「共働き子育てしやすい街ランキング」(日本経済新聞社・日経BP)で、この度、全国で最も「共働き子育てしやすい街」として評価されました。

高評価のポイント① 質・量ともに充実の保育環境

神戸市では、民間園と協力しながら待機児童対策に取り組み、保育施設の整備を積極的に進め、2022年から3年連続で待機児童ゼロを達成しています。
保育所や小中学校・学童施設では、忙しい子育て世帯が便利に安心して利用できるよう、登降園状況の把握やオンラインでの連絡、キャッシュレス決済など、様々なICTシステムを導入しています。
また、保育の質を高めるため、こどもの非認知能力を伸ばす取り組みや、互いの施設を視察して良い点を取り入れるなど積極的な取り組みが高い評価を受けました。
こどもの急な発熱などでも預けることができる「病児保育」も、政令市トップクラスの市内24施設で実施し、共働き子育て家庭を応援しています。

病児保育「お熱だけど、楽しい1日」をみんなで支える

高評価のポイント② 学童保育

神戸市の学童保育は、小学6年生まで希望者全てを受け入れています。加えて、こどもたちが安心してのびのびと利用できるよう、神戸市独自で、国よりも広い面積基準を設定するとともに常勤のリーダーを配置しています。また、全施設で宿題の見守り等の学習支援を行っていることに加え、夏休みのみの受け入れや食事提供の導入に取り組むなど、保護者ニーズにもお応えしています。

ランドセルを下してほっとする、“みんな”がいるいつもの場所【学童保育】

高評価のポイント③ 産後ケア

助産師などの専門家のサポートのもと、お母さんが安心して心身を休めることができる「産後ケア」。市内にお住まいの1歳未満の乳児とお母さんは誰でも利用できるよう、充実の市内36施設で実施し、申し込みもスマホからできます。身近で気軽に利用できるため、神戸市の産後ケアの利用率は、全国トップクラスで、産後うつの改善にもつながっています。

困っていても、いなくても。産後の疲れや悩みを無条件に受け止めてくれる場所 【産後ケア事業】

高評価のポイント④ 無料のコワーキングスペース

市内に2か所ある「あすてっぷコワーキング(無料で使用できるコワーキングスペース)」では、無料の一時保育サービスに加え、PC等の無料貸し出しや各種セミナー等も実施。子育てしながら働きたい方を応援しており、ダイバーシティの観点からも評価されています。2025年2月には、3カ所目のコワーキング施設が東灘区に開設予定です。

子育て中の「働く」だけでなく、「働く準備」や「キャリアを考える」でも。【無料の一時保育付き・あすてっぷ コワーキング】

神戸ならではの様々な子育て支援

「こべっこウェルカム定期便」

赤ちゃんが生まれた家庭に誕生祝いのギフトや育児用品を毎月子育て経験のある配達員がお届けすることで、気軽に話ができたり、必要な行政サービスにつながるきっかけになったりするよう、育児の不安や悩みを一人で抱え込まずに済む仕組みづくりにも取り組んでいます。

こどもっとひろば(児童館) 

市内には、妊娠中・乳幼児から高校生まで無料で利用できる児童館(こどもっとひろば)が120か所もあります。常駐する「子育てチーフアドバイザー」にいつでも育児の悩み相談や、各世代をターゲットにした様々なプログラムに参加することができます。

 

赤ちゃんから高校生まで幅広く。 神戸市内に120ヶ所ある児童館「こどもっとひろば」を活用しよう!

遊びや体験の充実

こどもたちが充実した豊かな時間を過ごせるよう、ボール遊びができる公園づくりや、バスケットボールのゴールを増やしたり、市内の博物館・美術館や動物園などの公共文化施設を高校生以下は無料で利用できます。

高校生通学定期の無料化

市域が広い神戸市では、高校生の通学にかかる費用がかさむ場合も多くあります。そこで、市内在住・在学の高校生の通学定期代を無料にし、高校生を育てる世帯の経済的負担を軽減しています。

このような取り組みを市民のみなさんにも分かりやすく知ってもらうため、子育て応援サイト「こどもっとKOBE」では、様々な「読みもの」や特集記事で、神戸ならではの子育て支援施策をたくさんご紹介しています。ぜひ一度ご覧ください。

もっと子育てしやすい街の実現に向けて、神戸市は、これからもまだまだ進化していきます!