2023年11月01日
乳幼児にとっての「学び」
世の中が大きく変化する時代、「子どもたちがたくましく幸せに生きていってほしい」というのは、私たち大人の願い。乳幼児期の教育・保育では、子どもたちが現在(いま)を最もよく生き、望ましい未来をつくり出す力の基礎を培うために、「遊ぶ」ことを大切にしています。
子どもたちが大好きな鬼ごっこ。走りながら「腕を振ったら早く走れるかも」「急には止まれない」と体を動かすためのいろいろなことに気づき(①知識や技能の基礎)、「どっちに逃げたらいい?」「〇〇ちゃんなら捕まえられそう」と考えます(②思考力、判断力、表現力などの基礎)。そして、友だちと楽しく遊び続けるために、我慢することや主張すること、譲ることを知ります(③学びに向かう力、人間性など)
乳幼児にとっては、「遊び」こそが、この時期にふさわしい「学び」です。
神戸市の各園では、「遊び」を通じた取り組みを実践しています。
※①~③は乳幼児期の教育・保育で育みたい3つの資質・能力で、小学校~高等学校までの学習指導要領においても中心とされているものです。